ウイスキー5割高 「知識」熱、プチ愛好家を増やす
日本経済新聞
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嗜好品が高価格化するかどうかは、知識の量が多くなることが重要です。なぜならば、そうした知識へのアクセスをするために必要な知的鍛錬を受けた階層は、経済的に裕福でもあり、そうした階層が、より上位の位置を獲得するために競争をする環境を用意することで価格が高騰するからです。つまり、客層を良くしていくためには、入りにくくすること、そして、より上位のインテリで金持ち階層の欲望を喚起する制度整備が不可欠です。
ウィスキーが本格的に高級化して定着していくためには、知識の整備とワインのソムリエのような認証制度が必要でしょう。プチ愛好家を増やすことでウイスキーなど嗜好品の知識をソムリエのように知っていることは悪くないでしょうが知識は商品の販売や飲食店での提供時にお客様のために役立つものだと思います。ソムリエは商品知識に留まらずに幅広い知識と人間観察が必要です。
また、ウイスキーの価格もメーカーしだいで供給が増えると価格も下がりますよ。また高級感ある価格で販売も良いですが本来は多くのウイスキー愛好家に飲んだ頂ける方がいいのでは。2021年の酒類輸出は約1,147億円でしたが、ウイスキーは約462億円で前年比170.2%。数量は136.0%なので高価格帯もしっかり出ました。ストーリーと共に高く売り続けたいものです。