ニコン、一眼レフカメラ開発から撤退 60年超の歴史に幕
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1. 一眼の元祖、ペンタックスだけが今後一眼レフを続けることになる。光学ファインダーは捨て難い良さがある。しかも、おそらく、ミラーレスに比べて電力消費でエコではないか。ニコンの技術資産をリコー・ペンタックスが買ってはどうか。
2. やはりスマホの進化が効いている。日常の撮影はこれで事足りる。こんピューテーショナル・フォトグラフィもスマホに長。一眼メーカーはニッチへ、ライカに習うのだろう。
3. ニコンは露光装置、デジタルカメラの主力事業がジリ貧。構造改革中。デジタル領域でマスを追うことはないかな。
4. ニコンのコアユーザーはかなり高齢化。軽い機材が求められる。ミラーレスの小型さがアピールしそう。
PS
今更ですがD500、ほしいなあ。やや見出し先行のように思います。見出しでは「開発から撤退」ですが、記事には「既存モデルは当面生産や販売を続ける」としています。ニコン側の話では、すでにミラーレスカメラとデジタル化の流れは、ここ数年顕著であり、特に新たな方針を発表した訳ではないとのこと。
カメラのニコンは、日本が誇る世界ブランドですが、技術力も注目に値します。私は日本水泳連盟の専門委員だったニコンの技術者、河合正治さんを取材したことがあります。今では、五輪や世界水泳などで、水中の競泳選手の動きを生中継の映像でフツーに見ることができます。この競泳の水中映像の第一人者が河合さんで、97年から水中カメラによる泳法撮影やストロークなどの分析に尽力し、数々のメダリスト誕生を後押ししました。
一眼レフカメラの開発をやめたとしても、技術者の目利きや技術力もブランドであり、海外に誇れるものだと思います。クリステンセンの述べるところの破壊的イノベーションがミラーレス一眼カメラだったということかと思います。
当初、プロ用機材の要件は満たさなかったわけですが、今はかなりソニーにプロも移行していますよね。
つまり、一眼レフの技術的な優位性がなくなってしまったローエンド型破壊の典型例かなと思います。