激痛を我慢…不妊治療の保険適用で「採卵に麻酔が使えない」事態が生じた理由

コメント

選択しているユーザー

• 宋 美玄

  丸の内の森レディースクリニック 産婦人科医、医学博士

  ・2022年07月07日

  「問題は、保険でおこなう静脈注射の保険点数が低すぎることにある」
  
  予想された保険適用の弊害。保険を魔法のように思っている人も多いと思うけど、患者さんにとって良い医療を十分に提供できるような価格設定にならないのが常なのです。

注目のコメント

• 稲葉 可奈子

  産婦人科専門医 医学博士

  ・2022年07月07日

  病院も意地悪をしているわけではなく、限られた診療報酬では安全に静脈麻酔をかけることができないということ。
  麻酔と一言で言っても、局所麻酔か全身麻酔（寝ている間におわる）かでは管理が全然異なります。
  
  病院も経営が成り立たないと存続できないし、安全な医療の維持ももちろん大事。
  安全かつ質の高い医療にはそれ相応のコストがかかる、ということをもう少し社会に受け入れてもらわないと、サステイナブルではないと思います。
• Imamura Shunya

  大企業 電気設備屋

  ・2022年07月08日

  これに限らず、儲からないから自由診療にせざる得ない病気ってあります。
  実際に私もやむ得ず自由診療を選択して高額な医療費を払ったことがあります。
  
  もっときめ細やかな保険適用と実態に合った制度に変える必要はあるとは思います。
  しかし、限界もあるとは思います。いまの日本社会で高額な社会保証費はとても重いです。