三菱UFJ、半導体など在庫買い取り 資金繰り支援
日本経済新聞
81Picks
コメント
注目のコメント
最大のメリットはオフバランス化ですかね。
買い取った在庫は、顧客の倉庫保管にならざるを得ないような気がしますので、買取りというのは書類上だけの話だと思います。
在庫の底だまり分が、財務バランス改善に寄与するという意味ではABLよりもいいサービスだと思います。
一方では、在庫削減のインセンティブが働かなくなる懸念はありますね。文章では在庫を売った企業が買い戻せることが強調されていますが、図では在庫を他社へ売るケースも記載されていますね。
在庫の販売元と購入先で、購入条件の交渉・契約するとありますので、品質保証等の条件は2社間で取り決めされるのでしょう。
他方で販売価格はMUFGトレーディングが決めるのでしょうから、購入条件のうち価格とトレードオフになる項目に関しては、調整が少し大変になりそうなイメージ。掛け率と値下がりリスクをコントロールできれば財務内容の良い会社ほど銀行から見てメリットありそう。
というか、これ卸の機能ですよね。卸から物流と倉庫機能を除いた、といいますか。卸というサービスは元々金融機能を持っています。