住宅ローン金利引き上げ 7月、大手5行の固定10年
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【景況感、ちょっぴりヤバい感】
6/29、日銀公表の貸出約定平均金利の推移では5月までのデータではありますが、下落傾向した。
住宅ローン金利はたしかに上がったとて低金利であることは間違いありません。
しかしながら、円安と原油高を中心とした物価高、半導体不足は依然として継続中。
建設業と密接につながっており、銀行マンから聞いたお話をまとめます。
住宅でいうと一般的な木造住宅で材木料だけで100万円程の値上げがなされています。給湯器や便器、エアコン等も半導体不足で納期が読めない上、業者間で奪い合いなので当然値引きが小さいです(ほぼ定価)
地方のサラリーマンが頑張って3000万円程の住宅ローンを組んで申請がおりたものの、住宅メーカーから500万円値上げさせてほしいなんて話もちらほらあるようで、キャンセルも珍しくないようです。
こういった住宅建設傾向の悪化や折角の信用市場の縮小はジワジワとダメージが出てきて景気が悪くならないことを願うばかりです。引き上げといっても、歴史的な低水準は続きます。日本はCPIは、米国ほど上がっていませんが、PPIは米国並みに上がっています。
黒田総裁の任期も迫っており、日本もいよいよ金利上昇局面が訪れるかもしれません。