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NATO「ロシアは直接の脅威」 12年ぶり戦略文書、対中国懸念

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    NATOの「戦略概念(Strategic Concept for the Alliance)」は、NATOという軍事同盟の根本的な目的を明確にするものです。
     ロシアが「最大の直接的脅威(most significant and direct threat)」と定められ、ロシアに対する集団安全保障がNATOの第1の目的である、と明確にされました。
     中国は、NATOの「安全保障、利益、価値に対する挑戦」を続けている、潜在的な脅威であるとされています。中国の挑戦は、アジアからアフリカ、中南米、ヨーロッパの一部でまで、国家の体制のあり方をNATOと相反するものに変化させる試みと見なされています。単なる領土侵略よりも、根本的な挑戦といえます。中国はロシアよりもはるかに強大ですから、長期的にはロシアよりもより深刻な脅威でしょう。
     しかし、NATOがロシアにも対処しきれなければ、中国に対抗する以前の問題になってしまいます。
     NATO諸国は、「冷戦の終結」ということに安心しきっていて、あたかも危機が去ったかのように受け取っていたといえます(日本も、もちろんそうでしたが)。ロシアや中国ではなく、「テロとの戦い」や民族紛争、北朝鮮程度の国が新たな脅威であるかのように認識し、NATO諸国は軍隊をコンパクトにしました。
     しかし、1991年からの30年間は、実際には、ロシアと中国には臥薪嘗胆で牙を研ぐ期間でした。パートナーになれると勝手に思っていたのはNATOや日本の方です。ロシアや中国は、その誤解を放置して、むしろ利用していましたが。

    https://www.nato.int/cps/en/natohq/news_197281.htm


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    慶應義塾大学 教授

    12年前のNATO戦略文書がロシアを「戦略的パートナー」と記載していたことから比べると覚醒の感がある。NATOが集団防衛条約として再び息を吹きかえすことを確認する首脳会談となった。各国の国防予算、装備計画が大幅に強化されることから、NATOの共同作戦の形態や実施規模も大きく変わるだろう。NATO即応部隊が30万人規模となること、かつての想定だった小・中規模介入から、まとまった規模で即応性の高い部隊の戦力投射ができる。これはインド太平洋地域にとっても、力強いパートナーを得ることにつながるだろう。


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    拓殖大学大学院 客員教授

    「本来は自分の領土だ」との激しい思い込みで軍事力を行使するのがロシアのプーチン大統領。つまり、ロシアはNATOと日本が油断したら陸上兵力を投入して攻めてくる可能性がある。日本と韓国はNATOの準加盟国になるくらいの構想を持ったほうが良い。ロシアはウクライナで味をしめたら次はバルト三国と北海道を狙う。ロシアは目前の脅威で間違いなし。


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