会議で「自分の意見を言わない後輩」にどう対応すればいい? 職場の生産性を下げない「言語化能力」の見極め
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これは若者だけでなく、中高年でも多いです。
若者の場合、その環境に慣れておらず自分の発言がトンデモ発言じゃないかとか、自分の意見を言うことで周りの人の時間を余計に取ってしまう=迷惑なんじゃないか、という不安感からの発言を控えることが多いように思えます。
対して中高年の場合、単に意見が無いから発言しない、が一定割合でありそうに思えます。
個人的には、中高年の方がタチ悪いです。歳上の世代が意見しない姿勢を見せて、それでも仕事としてなんとかなっている、なんなら意見しない方が上手く会社内で生きていける、みたいに若者が見えてしまっているとしたら、それはもう害悪でしかないので。
中高年は、自分の価値観とは別に『先輩』であることを自覚して、若者から見て『良い手本』となって欲しいですね。後輩がなぜ発言しないのか、バックグラウンドや原因を理解すること。また、心理的安全性を担保できているかも確認が必要です。
アイデアを出したり自分の意見を思い切って言っても、否定されたり好意的に受け取られなくなると無力感を感じ、発言しなくなるでしょう。
そんな過去の苦い経験がある人にまで、「発言をするまであなたに会議招集をかけません」なんていうと育つ機会も失われてしまいます。
打たれ弱めの部下相手に、粘り強く育成をできるかどうかも上司の腕の試されるところです。
私の部下には、「とにかく何でも発言してほしい、何か言われても守るから」くらいのスタンスでどんどん背中を押し、出来た部分をきちんと認めて褒めることで、成長してくれました。意見が言えないのは「的」の見えなさに起因します。
記事にある意見を仮決めしてあげて、反論させるというのは学校でも使う手法です。こちらが発する問いに対する回答範囲が広い場合には特に。
例えば、この案についてどう思う?と投げられた場合を考えます。
良いor良くないという二項対立の回答をするにしても「①なぜ②何が③誰がやるなら④いつやるなら⑤どこでやるなら⑥どのようにやるなら」といった5W1 Hに分解できますし、他の軸でも答えられます。
軸が決められていない場合に、この設定を間違えると、それこそ的外れになってしまう。すると、相手に迷惑をかけたり恥ずかしい思いをするハメになるので意見をしない、というケースが多いです。
だから、回答の軸を1つ決めてあげて、その軸からどれだけずれているかという意見を引き出すというのは、意見を聞くだけで言えば効果的なのです。しかし、クリエイティブさは欠けますが。