【潮流】テスラだけじゃない。老舗の自動車メーカーも「オンライン化」する理由
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先日テスラ車に試乗しましたが、“クルマを使った体験”をデザインすることに注力しているように感じました。
この記事で挙げられているようなオンライン直販や独自のスーパーチャージャー設置などなど独自の施策も多いですが、それらをこの観点で見てみるとストーリーが繋がります。
また、テスラ車は“移動を楽しくする”エンタメ機能も充実。
ウインカーを出すとオナラの音がする機能(10種類近くの音が搭載…)やブーブークッションモード、ナビのマップを火星にするモード(当然どこを走ってるかわかりません)などなど…普通の自動車メーカーで上申したら怒られそうな機能が多数搭載されています。
実際のハンドルとブレーキで操作するレースゲームに至っては、操作と連動してタイヤが動く&ブレーキランプが点灯するので、外から見ると「何やってんだ?」と注目を浴びてしまいそうな仕様です。
もちろんクルマは高い安全性が求められる製品なので楽しいばかりではダメですが、このエクスペリエンスデザインから学べる部分も多いと思います。最近テスラからテスラに買い替えをしたのですが、すべのプロセスがアプリで完結。今のモデルと今度来るモデルが同じアプリの中でコンテンツのような感じで表示されているのがまたいい。さらに太陽光と蓄電池を持っている人のアプリを見せてもらったら、これも一緒に管理できるのですよね。
外部ディーラーに依存する既存の車メーカーがここに行けるイメージが全く湧きませんが、さて三年後どうなっているか。New York Timesの特集として自動車購入のオンライン化について記載されていますが、以前私が担当しているNewsPicksトピックスでもこちらをテーマに寄稿していますので、ご参考までにご覧ください。
もともとカーディーラーにおける購買体験を非常にストレスフルなに感じていた消費者感情があり、コロナによって一気にオンラインにシフトしたという背景のようです。
【デスクレスSaaSと現場DX】
3割超がオンラインで購入されるアメリカの最新カーディーラーDX
https://newspicks.com/topics/deskless-saas-and-dx/posts/9
トピックスの方でも記載しましたが、自動車のオンライン購買を支援するECプラットフォームサービス「ROADSTER」もかなり拡大しており、日本ブランドもトヨタやマツダなどこのサービスを通じたディーラー支援を拡大しています。そう遠くない未来、日本でも車をポチるようになるのかもしれません。
https://roadster.com/