投資家が列をなす「空き家再生集団」のすごい手腕
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注目のコメント
リノベ関連の良記事です。
こちら、非常に素晴らしい取り組みです。
【現状の課題】
・建築家は建物はわかるが、事業が分からず、高額な設計で赤字の提案をしがち
・不動産屋は事業は分かるが、建物は分からず、特にリノベはリスクやコストが読めない
【事業成立のポイント】
・1人の多能工が塗料を用いて行う低予算での差別化リフォームを開発
・全国古家再生推進協議会を設立し、①空き家オーナー・②投資家・③施工会社・④不動産仲介会社をつなげる役割を担う
【私見】
上記事業成立のポイント二つ目の内、特に①は地元の地主コミュニティに精通しており、信頼を得られていないと中々担えません。また、地元に精通し、施工も分かり、なおかつ②投資家向けにコミュニケーションが取れる方というのは非常に希少です。多方面の専門性をブリッジ出来ている方が、キーマンとして協議会にいらっしゃるのでしょう。
また、多能工により工事のコストダウンを図れたとしても、元々空き家はマーケットが乏しいから空き家になっていることが大多数ですので、新たなマーケットを開拓・企画するマーケティングの職能も求められます。(例:賃貸住宅としてマーケットが乏しい時に、ニッチなテーマの高単価な住宅にしたり、特定業種のオフィスにする等)
当該協議会では、多方面の専門性をブリッジでき、不動産マーケティングも担える、そんなハイブリッドなマルチ専門家集団をどのように成立されたのかが気になりました。フルスケで基礎から手を入れれば30年は持つ。
投資用なら借地でもありだし、賃借人もいきなり購入して街の雰囲気や近隣関係で失敗するリスクを減らせます。
もしかしたらそのうち購入条件付き借家の案件なんて出てくるかも?貸主が不動産業者なら十分にありですね。ていうか私がやってもいいのですが。金石(「かないわ」と読みます)とは懐かしい。学生の頃は、よく釣りに行ったものです。
金石は、確かに古い港町であり、産業といえば醤油醸造くらいのものですので、記事としても寂れているような印象を与える内容となっています。
ただ、地図を見れば分かりますが、記事中のイメージとは違って、直ぐ側に幹線道路が通っていて、車さえ持っていれば意外と住みやすいところだと思いますよ。県庁も近くに移転してますし、職場もそこそこあるんじゃないでしょうか?
そういう意味では、「こんなところに人が住むわけがない」という発言は、”盛っている”んじゃないでしょうか。
実際、周りは住宅街だらけですし、公共施設、レジャー施設、ショッピングモール等も充実しているようです。というか、しばらく見ないうちに、ずいぶんと発展しているようですね。
逆に言えば、他に条件が整っていて、建物だけに問題がある状況が前提であるのだと思います。