2022/6/24

【核心】日本のPTA問題は「自分で決められない教育」の縮図だ

NewsPicks編集部
まるで預言者のように、新しい時代のムーブメントをいち早く紹介する連載「The Prophet」。今回登場するのは、『政治学者、PTA会長になる』を著した、政治学者の岡田憲治氏だ。
前編では、岡田氏自身の3年間の苦闘から、企業体とは異なる論理で動く組織運営の難しさを解説した。
PTAと聞いても、学校に通う子供がいて、さらに自分自身が活動に関わっていない限り、ビジネスパーソンにとっては縁遠い存在のように感じるかもしれない。
しかし前編でも見たように、人を動かすのは必ずしもロジックではない。この事実は、PTAのみならずあらゆる組織運営にも通底するものだろう。
さらにPTA問題には「日本の教育の根本的な問題」が隠れていると岡田氏は言う。
後編では岡田氏へのインタビューで、その深層に迫っていこう。