「日本人の資産」がいつまでたっても欧米人より増えない「残念な理由」
マネー現代
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個人だけでなく企業の日本と欧米の投資(株式ではなく事業投資)に対する意識の差は歴然。特に景気減退や金融危機、パンデミックなどネガティブ局面での対応にそれがあらわれます。
欧米の金融機関は、ネガティブを克服するための投資を惜しみません。いっぽう日本は、チヂミ志向で投資を控えます。バブル崩壊以降、次々に襲ってくるネガティブ要因に対し、日本はどんどん縮小している。ゆえに、経済は低迷したまま。
企業を構成する日本人が基本的にチヂミ志向だからです。株式投資に対しても、この特性は変わりません。社会全体に、失敗は悪という考えが強すぎるからでしょう。我々の世代にはバブルでひどい目にあった人もいる。
今は「貯蓄から投資へ」と言っても日本に投資すべき大企業が少ない。みんなトヨタの株ばっかり買っても困る。
海外の投資信託でも買えばいいと思いますが、それは日本経済にとっていいのでしょうか。