スイス中銀15年ぶり利上げ、0.5%幅でフラン急伸 追加引き締めも
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今年1月に1.6%だったスイスのインフレ率は、じわじわ上がって5月が2.9%です。9%前後まで昂進している米英等と違って今なお日本と同じ程度ではありますが、「インフレ率が2%を超える状態が長く続くと、2次的効果が定着する恐れがある」、「インフレの進行を考慮しないのは怠慢だ」として利上げに踏み切るわけですね。
長らくマイナス金利を続けた欧州ですが、政策金利の引き上げムードの中で2年債以上の利回りでマイナスの国は消えました。2~3年の長期金利が今なお水面下にあるのは日銀が強烈に金利を抑え込む日本だけ。この瞬間、円はドルに対してかなり戻しているようですが、諸国の利上げで円安への圧力は今後も陰に陽に続きそう。「最近のフラン安については、為替市場でフランがもはや過大評価されていないことを意味しており」とある通り、自国通貨の毀損策を積極的に採る中央銀行は日銀くらいのものでしょう。日本でも生活物資だけ取れば上昇率が4%近くに達しようとしているようですが、大丈夫かな・・・ (・・;急にめちゃくちゃ日経平均先物が動いたのでビックリしました。
円も一緒にかなり円高へ伸びていますね。明日の日銀発表で何か動きがあるかも知れないという警戒感が俄然強まったということでしょうか。
こんな形で円安の逆回転が始まるとは思っていませんでした。
これまで頑なに緩和姿勢を緩めない日銀に対して色々な見方がされているのが面白いです。
アメリカに言われて緩和姿勢を止められないんだ売国だというディープステイト陰謀論者もいる一方で、
いくらFRBが引き締めしようとしたところで日銀がこんなに金をバラまいてたら結局何も意味ないじゃないか、バイデンは日本に文句を言うべきじゃないのかという意見もあります。
実際世界からはどのように見られているのでしょうね。