【注目】「今しか買えない」が消費のネオスタンダードに
- ベビー服の発売日に大騒ぎ
- コロナ禍で定着したエンタメ商法
- 「供給側」が主導権を握る
- ソーシャルメディアとの相乗効果
- 「限定」が定番になる時代
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ドロップで大きく成長したストリートファッションの代表として、Wind and Seaがあります。インスタグラムでドロップ後すぐに完売、など記事中の現象とまさに同じことが起きています。
Wind and Sea: https://instagram.com/windandsea_wear?igshid=NmZiMzY2Mjc=
最近は他ブランドとのコラボ商品のドロップが多いのですが、1) 希少性を高める 2) R&Dのコストを下げる 3) 他ブランドのファンを誘導する といった観点からも非常に良いと思います。
限定発売は、日本では何十年も前から小売業では行ってきている手法であり、どちらかと言うとアメリカの方が、馴染みは少なく真新しい手法だと感じると思います。
以前勤めていたアメリカブランド企業で、VIPカスタマーイベントで、イベントの限定商品や先行発売などを揃えて実施していましたが、反響が非常に高く、アメリカの同僚にイベント概要を伝えて、同様にアメリカで実施しても、同じような結果がでないことがありました。当時アメリカでは、まだ「限定」ということに対するアペタイトが薄く、なじみがなかったからだと思います。デジタルでバズを広げることで、今では「限定商品」がアメリカでも広がっているのでしょう。
限定商品に限らず、いかに特別な価値をつけていくかは、重要な戦略であり、買う側のワクワクに繋がりますね。
顧客は何に支払っているのか=商品だけでなく、エンタメ性に。ある意味とても基本的なことだと思いますが、ライブコマースも含め、売り方による付加価値づくりは今後もいろいろ展開されると思います。
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