ラグビーで街おこし--パナソニック「ワイルドナイツ」が熊谷で実践する企業と地域のタッグ
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「チームの存続に関する話し合いは数年に及んだし、廃部の危機もあった。」というワイルドナイツが、地域と連携しながらそれまでのスタジアムという枠組みを超えて面白い施設を作っているとのこと!
自分たちが好きなことだけをしていく、と考えているだけではダメで、施設に訪れる人たちも、選手が試合を通じて充実した時間を過ごすのと同じくらい、充実して楽しい時間を過ごせるのか、というのを考え抜いて作り込むのは大切なのかなーと感じました。
スタジアムを訪れる人が、シェアサイクルで3.8kmの道のりのサイクリングを風を切って楽しんだり、美味しいハンバーガーをスポーツ観戦しながら頬張ったり、大浴場やサウナで汗を流したり。
スタジアム運営というのが、試合観戦を楽しんでもらうというだけではなく、複合的な顧客の体験価値の創造なんだなーと興味深く読みました。ラグビーはよく分からないですが、いつかラグビーのルールを勉強して行ってみたいです!熊谷行ってみたい。ホテルの部屋からラグビーとか最高じゃない。
「宿泊施設である「熊谷スポーツホテルパークウィング」もスポーツをする、見る人向けの設備を整える。客室はカプセルホテル風のボックスベッドからスイートルームまで7タイプをそろえ、グラウンド側に面したシングルーム、バルコニーツインルームも用意。学生や団体の合宿からラグビー観戦にきた家族連れまで幅広く対応する。」今回の事例のように、企業や学校が持っているスポーツ施設には多様な可能性が眠っていると思います。
福利厚生施設の利用率低下やコロナ禍によるリモート文化浸透により、“持っているが使われていない”グラウンドなどが増えていると聞きます。
つい先日も河川敷を歩いていた際、雑草だらけになっている某大学の所有グラウンドを見かけました。
一方で、子供が自由に遊べるような空き地は確実に減ってきている(首都圏ではもはやほとんどない?)ように感じますし、特に都内では草野球などのグラウンド確保が超激戦となっています。
使われていない施設を元々の用途で貸し出すのもありですし、最近広がってきている「会員制アウトドアフィットネスクラブ」のような形で利用すれば、ジム会費というストック型の収益を生み出すことも可能です。
また“空きスペース活用”という観点から言えば、活用方法は必ずしもスポーツでなくてもいいのかもしれません。
スポーツ施設が地域にも開放されていくことで、近隣住民にとっての憩いの場となっていけばいいですね。
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