ネット中傷対策「侮辱罪」厳罰化が成立 改正刑法
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注目のコメント
ひと昔前の私なら、侮辱罪の厳罰化には絶対反対でした。侮辱の定義は極めて曖昧で、悪意による適用も可能で、ロシアや中国で起きているような言論統制に道を開くからです。ただ、SNSの広がりに伴い誹謗中傷による人権侵害は看過できない状況になってしまいました。この抑止力として侮辱罪の適用は有効と思われます。今はとにかく誹謗中傷の嵐をいったん食い止めることが必要です。そして、リテラシーの向上により人の尊厳を守る発信を実現していきたいと願います。大変困難な道ですが、不可能ではないと信じています。
侮辱罪の厳罰化は、いまのSNS上で日常的に行われている誹謗中傷を考えると、時代によって生み出された改正法なのだと思います。ネット上で中傷を行った人物をこれまで社会部で複数取材しましたが、共通して見えてくるのが、呟きの先にいる不特定多数を理解できていないことです。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/40085?display=1
余りに軽い気持ちで中傷がなされている現実をみると、厳罰だけでなくネットリテラシー教育などの義務化も必要だと考えます。