5月の米物価8.6%上昇に拡大 40年5カ月ぶり
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制御不能の暴れ馬インフレが暴れ出す。そんな状態が間近に迫っています。
「ハリケーン(経済ハリケーン)は、すぐそこに、ほら、道の向こうに来ている」と警鐘を鳴らしたのは、JPMorgan ChaseのダイモンCEO。
身を縮めて、暴れ馬に蹴られないようにしなければ。米国のマーケットは、この衝撃のCPIで揺れた。3月に米国のインフレはピークアウトしたとの楽観的な予想は覆され、なんと米国の2年金利は25bpも上昇した。5年金利も20bp近く上昇し、5年金利と30年金利が逆イールドとなった。食品が前年比+11.9%の上昇、電気代も+12%、家賃も+5.2%と家計の負担になっている。同日に発表されたミシガン大学消費者マインド指数は50.2と1980年の51.7を下回り、統計開始以来の50.2まで落ち込んだ。1年先インフレ期待は5.4%に上昇し、5-10年先インフレ期待も前月の3.0%から3.3%に大きく上昇した。市場ではFRBの利上げ幅は75bp以上必要との声も出てきており、来週のFOMCの注目度は高まった!