ウクライナ穀物輸出、G7が代替ルート確保へ 露の封鎖回避
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ウクライナの穀物を陸路や川でルーマニアの港まで運ぶのがなぜ代替ルートになるのかというと、ルーマニア領海ならロシア海軍が攻撃してこないだろう、という前提だからですね。
ウクライナ領海、たとえばオデッサ港などから海に出てしまうと、ロシア海軍が即座に攻撃してくるだろう、と考えられるからです。オデッサ港の場合、ロシア海軍の侵入を防ぐために機雷を敷設している、ということもありますが。
ロシア海軍は、開戦直後から、外国企業が所有する民間の貨物船であろうと、ウクライナ領海に入れば攻撃、撃沈してきた、という実績があります。
穀物はとにかくかさばるので、陸路をできるだけ短くして、すぐに海路に切り替える方が運輸コストが下がります。鉄道で集めてポーランドのグディニャやドイツのハンブルクに運ぶよりは、隣国のルーマニアに陸路で運び、そこから沿岸沿いで地中海へ抜ける、という方が安くつきます。
これまでは、ウクライナのイズマイルからドナウ川を下って海に出てルーマニアのコンスタンツァまで運んでいましたが(小船団で200kmくらい)、こんどできる新しいルートは、使われなくなっていた鉄道を整備して利用するもので、ウクライナ南西部のレニからルーマニアのガラツィ港まで一気に運べます(20kmくらい)。これまでよりは、大規模にコストが安く運べるようになります。
ロシア、黒海で商船2隻を砲撃 日本の会社所有の船被弾
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-ships-idJPKBN2KU2CS如何にロシアと言えど,この輸送を攻撃,妨害するのは難しいだろう.
でも,「輸出ルート」なのだから,当然「輸入」も出来る.
輸出は穀物だろうが,帰りは空荷...ではない筈だ.お、これは3日前に噂されてたルート
ウクライナのイズマイールから、川か陸路を伝って、ルーマニアのコンスタンツァ港へ送り、そこから輸出する可能性があるとのこと。
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