[上海 31日 ロイター] - 中国財政省は31日、自動車販売の押し上げに向けて、小型エンジン車の購入税の税率を従来の半分の水準に引き下げる時限措置を発表した。

30万元(約4万5000ドル)以下で、エンジンが2.0リットルかそれよりも小さい車について、税率を店頭表示価格の5%に引き下げる。

6月1日から年末までの購入分に適用される。

減税は、中国国務院(内閣に相当)が31日に発表した景気促進と雇用安定化に向けた一連の政策措置の一環。

減税対象になる車種は、日産のシルフィやフォルクスワーゲン(VW)のラヴィーダ、長城汽車の哈弗H6など。