食に“地球を救う”商機あり パタゴニアが食産業に参入した理由を本社キーマンが語る
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企業哲学が反映される分野に真摯に取り組む、素晴らしいですね。フード産業xSDGsは複雑・fragmentedで最初は利益幅も薄いけれど、こうした著名ブランドが参入することで業界が活性化するといいなと思います。五人娘とコラボしていたとは知らなくてちょっとうれしい(千葉出身です)
注目のコメント
企業の力で環境負荷低減ポテンシャルのある植物の活用方法を編み出し、製品化のためのルート構築まで手掛けているとのこと。今後は本業のアパレルビジネスを上回るビジネスとなるという宣言もあり、企業理念「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む」を中心にした経営をしているからこその大胆な事業展開だと感じます。
本日のTOKYO MX『堀潤モーニングFLAG』ニューズピックスコーナーで少し解説させていただきましたが、綿の代替素材として注目されているヘンプ(麻)も、カーンザと同じように、水の使用量が少なく、農薬も減り、労働力の必要も少な目で、CO2吸収に期待のかかっているスーパー植物です。
https://mcas.jp/movie.html?id=749856540&video=2400702&player=flow&genre=453017945c
ヘンプは種(油や七味唐辛子)・茎(衣料や紙)など、それぞれの部位で多様な使い方ができる植物で、今後栽培が伸びても利用用途に困らないイメージがあります。カーンザのビール以外の利用用途開発にも、今後注目していきたいですね。環境に絡めた商機はまだまだ数多くありますよ。
基本的にSDGsで求められる項目の多くは、課題の棚卸し的な意味合いが強い。既存プレーヤーが行動を起こさない限りは変わることがない。ただ、国内を見れば、少なくないメーカーが特に行動を起こすわけでもなく、従来通りの活動を続けている。
先週いくつか国内でも最大手の食材メーカーと話をしていたけど、未だに現場には環境や人件という意識はないことが良く分かった。それでも仕事は安定し、収益も得られる。自発的な行動がなければ、多分変われない気がします。
そうした潮流の中で海外の新興勢力が出てきて、後々追い越され市場ごと持っていかれる。このパターンは大いに考えうる未来だと感じます。
何故こんなにも国内の原料界隈がSDGsへの意識が足りていないのか。正直その真意は分かりかねますが、おそらくはまだ大したことのない価値観と捉えているのかもしれませんね。
Globalで追い越されるまでのカウントダウンは既に始まってる気がします。