国産材の安定供給促す ウッドショックで林業白書
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先日、材木を買いにホームセンターに行ったら、SPF材が5倍くらいに値上がりしていてびっくりしました。国産材も値上がりしていて、結局、買うのを諦めました。住宅建築の現場では木材不足で工事が進まないという話も聞きます。
国産材の供給拡大はいいことですが、林業は成果が出るのに時間がかかります。一時的な危機感だけでは持続できません。間伐ができず荒れてしまったところも多いと聞きます。長期的で持続可能な産業政策が必要だと思います。20年の木材自給率が40%代にアップ、とありますがこれはFIT制度を利用した木質バイオマス発電が増加したためで、これが好転しているかと言うと意見が分かれるところでしょう。
長年、家具製造業をやっていますが輸入材などは10年ほど前から値上がりが続いており、昨年のウッドショックで一気に高騰しました。
材木屋さんの話では住宅用のロシア産針葉樹も経済制裁の影響で入って来ないとのこと。
近年は新興国の急成長、日本の購買力低下で、外国産の木材市場でも日本の業者は競り負けてしまうようです。
代わりに国産材の需要が増していますが、長年安価な外材に押されて日本の林業は衰退しており、供給が追いついていません。
高い技術を要する「山師 (フォレストワーカー) 」たちも一朝一夕では育ちませんし、そもそも人口減少によって新築戸建て需要は年々右肩下がりで、一時的に需要が高まったからと言って林業者は設備投資や人員投資に消極的です。
日本の大半を占める人工林は将来もずっと維持管理していかねばならず、持続可能な形で林業に携わって行けるような政策が必要です。
一般の人が副業として里山維持に関われるような「兼業林業者」をもっと増やすことも大切かも知れません。日本は林道がダメ。
木を出す事を想定してない。
トラックが通れる道まで、どうやって木を運ぶ?状態。
結果、植えるだけ植えて、枝打ちもせず、下草も刈らず、間伐もしない。
結果的に山自体がダメになる。
植林なんかせずに、雑木で残した方が、動物にとっても良かったのでは?
結局ここでも、天井に唾を吐いてしまっている。