ロシアはウクライナで戦術核を使わない＝駐英ロシア大使

コメント

注目のコメント

• 小泉 悠

  東京大学 先端科学技術研究センター 准教授

  ・2022年05月30日

  大使の発言はロシアの『軍事ドクトリン』や『核抑止政策の基礎』といった宣言政策に基づいたもので、特段驚くべき内容ではないと思います。
  ただ、『核抑止政策の基礎』では「一般論として」敵に停戦を強要するための限定核使用(いわゆるエスカレーション抑止型核使用)を盛り込んでいます。これについて割と明確に否定したというのは面白いところではあるのですが、しかし大使が軍の実際の核運用戦略を知っているとも思われず、まあ参考程度という感じではないでしょうか。
• 鈴木 一人

  東京大学 公共政策大学院教授

  ・2022年05月29日

  ロシアのドクトリンから考えれば、自国が攻められているわけじゃないのに核を使うと言うことはあり得ない、という発言。まあ、「プーチンが追い詰められる」といっても面子の問題なので、核を使う可能性は低いというのは確かだろう。
• 氏家 夏彦

  メディア・コンサルタント フリーランス

  ・2022年05月29日

  プーチンは、核を使用しようとしても他の権限のある2人が拒絶するのが怖くて核使用の決断はできないという説を見たことがあるのですが、コレが正しいといいのですが。