サル痘、複数と性交渉は高リスク 欧州専門機関が評価公表
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「複数の性交渉相手がいる人の間で拡散するリスクが高い」というと、心配になる人もいるかと思いますが、特に男性同士の性交渉で感染する可能性が示唆されています。ただもちろん、感染した男性が女性と性交渉すれば女性に感染するリスクもあります。
サル痘は日本ではまだ報告されていませんが、サル痘の件に限らず、梅毒やクラミジアなどの性感染症を予防するためにも、望まない妊娠を避けるためにも、コンドームを使用しましょう。サル痘ウイルスはオルソボックスウイルス属の中のウイルスの1つです。感染経路は基本的にはげっ歯類と接触することでヒトに感染するとされていますが、ヒトからヒトへ感染する事例も報告されており、接触感染・飛沫感染が感染経路として考えられています。
欧州や北米で、男性同士で性交渉を行う人の間で確定患者や疑い例の集団発生が報告されていることから、性交渉によって感染が拡大する可能性が示唆されていますが、報告されてからまだ日が浅いこともあり、十分な確証は得られていない状況です。致死率は10%にのぼるという報告もあり、今後も注視が必要です。リスクではあると思われますが、ナイジェリアの状況を見ると感染ルートは多用途見られます。関連動画にしています。
【サル痘】渡航者発症が報告されるナイジェリアの流行実態、2017年から5年続く【ナイジェリア疾病対策センター2021年10月報告を解説】
https://youtu.be/wMEgVxmhXgk