4回目接種、25日から開始 コロナワクチンで厚労相
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第83回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html#h2_free18
の資料
全国の新規陽性者数等及び 高齢者のワクチン接種率等
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000937646.pdf#page=2
によると
新規陽性者数の割合は「未接種」と「2回接種」で同じ
【 10万人あたりの新規陽性者数 】
未接種 159人
2回目接種済み 153人
3回目接種済み 45人
つまり2回しか接種していない人はもう効き目が切れていると思った方が良い
注目のコメント
3回目までとは異なり、4回目の接種については、60歳以上等のハイリスクの方のみを投与対象に指定しています。この判断は、感染リスクや重症化リスクが実際に減ったことを確認した成績を尊重したことに基づきます。日本では2022年1月中旬以降に3回目接種が進むようになっており、今回に関しては調達も順調と見込まれるため、推奨の3回目接種後5カ月での接種が希望するほとんどの方に対し速やかに可能になると思われます。
日本での認可内容は、これまではほぼ米国での認可内容の追認でしたが、米国の4回目接種の承認は緊急時の判断(少数例の臨床試験成績での検討)のため判断材用に乏しく、代わってイスラエルでの臨床成績を追随したようです。イスラエルでの最新のデータは国民への接種の成績をまとめたもので、医学的な信頼性が高い内容でした。(米国での承認は、3回目から4カ月以上たった50歳以上と判断されていました。)
先行して高齢者への接種を認めていたイスラエルの臨床成績では、米ファイザー製ワクチンの4回目接種、60歳以上を対象にした分析で、3回目接種後の効果の減衰に対し、4回目接種後の効果の減衰がどの程度見られるかという点につき調査・検討されていました。
ここでの結果は、(1)4回目から1カ月後には3回のみの場合と比べ感染リスクが半減したが、2カ月後に差がほぼなくなった。(2)重症化リスクは1カ月後の時点で7割減となり、それから半月は効果を保っていた(7割程度の効果は持続した)。いずれもさらに長続きするかどうかは不明という結果が出ています。
「Protection by a Fourth Dose of BNT162b2 against Omicron in Israel」(2022年4月5日 NEJM)
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2201570
4回目の接種は3回目接種者に対して行われます。接種の回数を増やしていけば、だんだんとその効果が十分に見られなくなる可能性が示唆されているようにもみえます。そうであれば多数回の接種でワクチンの効果を持続させ続けることができないことを意味するため根本的な対応方針を検討し直さないといけないことになると思います。現在はこういった疑問点の解明している途中の判断の過渡期と思います。医療従事者が対象外になったのはなぜだろう?素人なら文句を言わず年2回接種すると思ったのかしら?エビデンスに基づかずにエビデンスに則り判断と言うのはもうそろそろやめたらいかが?