国際刑事裁判所、ウクライナに「史上最大」の捜査チーム派遣

コメント

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• 塩崎 悠輝

  静岡県立大学国際関係学部 准教授

  ・2022年05月18日

  国際刑事裁判所は、国連の機関で、特に「人道に対する罪」や「集団殺害」といった犯罪を、国連で裁くことを目的としています。
  　ただ、今回の戦争でもそうですが、戦争の当事国は、自国主導で戦争犯罪を裁こうとします。
  　ウクライナはウクライナの裁判所で、ロシア軍兵士の戦争犯罪を起訴して、すでに裁判を始めています。
  　ロシアはロシアで、ウクライナ軍兵士が戦争犯罪を行ったと主張して、何らかの処罰を与えようとしています。
  　これまで、国際刑事裁判所は、「ハイブリッド裁判所」を設置することで、戦争犯罪についての裁判に関与してきました。
  　これまでの実績としては、ルワンダ、旧ユーゴスラビア、カンボジア、シエラレオネなどでのハイブリッド裁判所が設置されてきました。
  　今回、できるとしたら、ウクライナの裁判官と他の国連加盟国から派遣されてきた裁判官で構成されるハイブリッド裁判所を設置することになるでしょう。
  
  ロシア軍兵士の公判開始　キーウ、初の戦争犯罪
  https://newspicks.com/news/7059075?ref=user_1125005

注目のコメント

• 鈴木 一人

  東京大学 公共政策大学院教授

  ・2022年05月18日

  史上最大って言っても国際刑事裁判所は2002年にできたものだから、まだ20年の歴史しかない。
• 仲田 将之

  チームラボ Digitalart R&D

  ・2022年05月18日

  効果ないという意見もあるけど、アメリカ軍は人権問題にかなり神経質になっていて、砲撃するときも毎回1時間かけて審査するプロセスを挟んでる。
  
  ロシアは単純に、プーチンと異なる意見を持つ者は全部西側のスパイという考えだけど、プーチンの権力の根拠は世論しかないので、こういう地味な攻撃は効くはず。
  
  ウクライナ政府がやっている、ロシア兵の死亡を家族に伝える作戦も、徐々に世論の変化をもたらすだろうね。