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ウクライナ南部の親ロ派、ロシア編入要請へ ゼレンスキー氏は非難

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注目のコメント

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    へルソン州は、ウクライナに24ある州の1つです。
     ロシア軍が州都を占領下に置いている州は、ドネツク州、ルハーンシク州、へルソン州の3つだけです。
     このうち、2州では、ロシアの傀儡政権である「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」がつくられました。この2州も、ロシアの領土に併合されるかもしれませんが、今のところ、ロシア政府は独立国として扱っています。
     へルソン州については、ロシア軍が連れてきた新しい知事(へルソン市の市議会議員でしたが、市長選に出て落選していたウクライナ人)が、ロシアの通貨を流通させ、ロシア語の教科書で教育しようとしています。
     いずれにせよ、ロシア政府の意向としては、ウクライナの各州を1つずつ引きはがしていって、ロシアの統治下においていく方針には違いませんが、「へルソン人民共和国」をつくる、という段階は飛ばすかもしれない、という話です。
     戦時下でもあり、公務員の協力も得られず、住民投票などの実施はむずかしい、ということもあるでしょう。


  • QQEnglish 代表取締役

    どんな理由があっても、よその国に侵攻して、武力で領土を編入させるのは許されません。
    世界は一致してロシアに圧力をかけるべきです。


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    東京大学 公共政策大学院教授

    ドンバス地方のように親ロ派が圧倒的ではないヘルソン州では、今後こうした対立が起きる可能性は高い。ロシアが占領している地域では、力で支配するということもありうるが、クリミア半島占拠の成功体験もあり、住民投票で正当化しようとするのだろう。


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