【宇野常寛】必要なのは「モノとのコミュニケーション」だ
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「人間以外の事物に触れ合う」こと、とても共感します。最も効果的なことの一つには、自然の中に身を置くことではないでしょうか? 自然に触れたり、森の中や山の天辺から見える景色を見渡すと、潜在意識にあったが気づいていなかった感情が湧き出ること、あります。
以前、御殿場の森の中に「行動変容の場」として、潜在能力を解き放ち、行動変容を促す目的の屋外型の体験の場があり、経験したことがありますが、衝撃でした。日常に追われると、頭で考えていることは理解できていても、潜在的に心の奥底で欲しているものに気づきにくいことが多く、非日常的な空間で自ら気づいていくというものです。
御殿場の森の中に、屋外型のさまざまな体験できるアスレチック道具が設置されてあり、それぞれ体験すると湧き出てくる感情や思考に自分でも驚き、涙が溢れる場合が多々あります。不思議でかつ衝撃的な体験で、まさしく「人間以外の事物」に触れ合うことでしか気づかない「本来の自分」を発見するジャーニーです。
日々忙しく、仕事の経験や年齢を重ねるほど、偏った考え方や見方しか出来なくなっていることに気づかないこと、多いと思います。非日常的な空間、特に自然の中で内省する時間は、新たな自分を発見できる魔法の瞬間ですね。「ユーザーはFacebookでは「Facebookっぽい」自慢をしてしまうし、Twitterではひがみっぽい悪口をつい投稿してしまう」
わかりますよね。
つまり、NewsPicksではNewsPicksぽいコメントを書いてしまうということなのです笑
誰かのコメントに「いいね」したり、ダメ出しするのは「大喜利的なコミュニケーション」ですので、NewsPicksも参考にしつつ、自分の芯から言葉の出てくる場所を大切にしたいですね。
(結局「NewsPicks風」な締め)かねて、現代のインターネット社会の問題点を指摘してきた評論家の宇野常費氏。自身が編集長を務める雑誌『モノノメ』の創刊第2号では、「身体」をテーマに特集を組んでいます。
宇野氏が「身体」に注目する理由は、それが現代の情報社会の「外側」を考えるキーワードになるから。
SNS上で行われている「相互評価のゲーム」が、人から思考を奪っている現実を指摘し、その泥沼から抜け出すアプローチを「身体」を軸に縦横無尽に考察。その語りに、まさに世界を見る目が広がるような思いがしました。