【必読】ジョブズもハマった「思い込み」を手放す方法
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“「思い込み」を手放す方法” というシンプルなタイトルで、「思考の柔軟性」の重要性を簡潔に説明した記事をありがとうございます。
“Think Again” by Adam Grant、早速、Audible(6 hrs 40 mins)で購入して、(バックグランド・ミュージックのようにして)聴きながら、このコメントを書いてます。
「自分を疑う」という知性の重要性については近年富に感じることが多くなったように思います。それに伴い、「目から鱗」のような、これまでの思い込みからの解放の快感を覚える機会が増えたようにも思います。
自分の思い込んでいる考え(含、事実や正義等)と違うものに遭遇した時、以前は、とっさに、それにどう対峙するかという、いわば臨戦態勢を作り、思考を巡らせていたように思います。
まるで、その討論(闘い)に勝つことが目的のように。
今は、そういう事態に遭遇した際(実は日々それの連続なのですが)には、「まず、それを真剣に(愛情を持って)一旦受け入れる。」という努力(というか癖)に変えるようにしています。
闘う相手ではなく、師の教え(ちょっとオーバーですが)の如くです。
それから、とにかく、「答え(結論)を出すのではなく、その機会に感謝して、思考や思想のSpontaneousな時間を楽しむ。」という感じです。
これは、結構、習慣にしていく努力が要ることですが、一回しかない人生、そうして生きていく方がずっと楽しいなと気づき始めています。
注目のコメント
まさしく「being(あり方)」と「doing(やり方)」ですね。まず、どうありたいかが大事であり、やり方は時と場合で変えていく柔軟性が大切。そして、経験を重ねるほど思い込みに凝り固まりがちだと、過去の失敗を振り返り、つくづく思います。
思い込みを手放す一つの方法として、自分が苦手で理解できないが相手が好きなことをトピックに、会話を展開していくという手法があります。BUTをYES ANDに置き換えるだけです。
例えば、自分はジョギングが苦手でなぜ苦しい思いをして走っているのか理解できない場合。通常の会話なら、相手が「ジョギング楽しい」というと、「でも、走ってるときついよね。」と、つい出てくる繋ぎ言葉は、「BUT」です。そのBUTを「YES AND」に置き換えるだけで、BUTを使い続ける会話と比べたら、相手側の気持ちが理解でき、思い込みを手放すことができます。思い込みはネガティブな感情から生まれるので、YES ANDというポジティブ転換が大切。私自身この手法を体験して、いかに自分が思い込みにコントロールされていたか、驚いたものです。
そして、交渉する側も相手の思い込むをどう崩すかが、大事ですね。仕事で日々大なり小なり交渉ごとは、起きています。価値観とは壮大な気がしますが、要は相手のツボです。相手のツボが何かを考えると、どう伝えるのが相手の思い込みを取り外せるかが見えてきます。思い込みは、成長の足かせになる見えないバリア。だからこそ、バリアを手放すと見える景色が広がりますね。何を(変えたくても)変えず、何を(変えたくなくても)変えるか、これは『ビジョナリーカンパニー2(3?)』にも出てくる個人にとっても、企業にとっても究極的な問い。じゃあどうするか?楠木先生の指摘されているように時空をを広げて「上質の価値基準に触れる」こと以外に思いつくのは、ジョブズもそうでしたが耳の痛いこと・反対意見をちゃんと言ってくれる人を持てるか。自分で気をつけようとしても限界があるのは「酔っていない」という酔っぱらいと同じだと思うからです。
価値観と信念を混同しないというのは大事ですね。価値観は貫きながら、やり方は柔軟に変えていく。日常的に、これは価値観なのか信念なのか自分に問いかけてみることが大切だと思います。以下、引用です。
「僕がこの本から得た一番の大きな収穫は「自分のアイデンティティ(価値観)と、自分の意見(信念)を分離しよう」という考え方です。
価値観は「自分自身に対する確信」、信念は「自分のやり方に対する確信」と言い換えてもいいでしょう。この2つを分けて考えましょうということですね。
例えば、刑事の「足で稼げ」みたいな話は「価値観」ではなく「信念」です。
「信念」という言葉には「揺らいではいけない」みたいなイメージがありますが、そこはむしろ「本当にそうなのか?」と「再考」しなくてはならないところ。そこで「信念は揺らいではいけない」と思いこんでしまうと、思考が柔軟性を失ってしまいます。
一方で、「価値観」については確信を持っていなくてはならない。というのも、うまく「再考」するためには、自分の中で変わらない基準が必要になるからです。」