メタバースで創薬 中外製薬、米スタートアップと連携
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米スタートアップのNanomeのウェブサイト行ってみたらカッコいいですね。
https://nanome.ai/
富士通が代理店をやっているみたいです。
https://www.fujitsu.com/jp/solutions/business-technology/tc/sol/nanome/
ゴーグルでない普通の3D 表示だと、こんな感じです。(以下は、Nanomeのものではないです。)
https://www.rcsb.org/3d-view/6LU7?preset=oligoInteraction&label_asym_id=B
上記はProtein Data Bankという公共データベースが用意している3D描画(非VR、描画までに時間がかかるかもしれません。マウスだと左ドラッグでタンパク質がクルクル回ります。ホイールで拡大・縮小。右クリックでマウスポインタの場所にZoomで、もう一度押すと戻ります)です。ちなみに対象は、COVID-19 main proteaseと阻害剤で、ファイザーや塩野義の新薬(候補)の標的タンパク質と化合物の結合の状態のデータです。
これは、構造ベース創薬(Structure Based Drug Design)と言って、薬剤候補化合物と標的が鍵と鍵穴の様にピッタリくっついているか見ながら化合物のデザインをするのに使います。また、普通の鍵と鍵穴ではなく、分子は部分的にプラスやマイナスの電気を帯びているので、プラスとマイナスは引き合い、プラスとプラスやマイナスとマイナスは反発しあうことにも注意しなければいけません。
追記:「どこかで見たことがあるな」と思ったら、CBI学会2019年大会でブースが出ていたように思います。今、確認してみたら協賛企業一覧にNanomeがありますね。