北米SC更改、前年の倍以上で決着。西岸向け1万ドル前後か
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22年に入ってコンテナ運賃は下がり気味ではありますが,まだまだ高い水準を維持しています.
そのこともあって,日本と北米間のコンテナ航路のサービスコントラクト(長期契約)は高い水準で決着がついた模様です.水準は,北米西岸向けで40フィートコンテナ当たり1万ドル前後と21年に比べて倍以上の値上がりとのことです.
港湾混雑によるスケジュール混乱や相次ぐ欠便に備え,荷主はより確実に船積みできることを優先したために高い水準になっています.
今後,この水準での運賃が維持できるとは考えにくいですが,寄港国としての重要度が落ちているため,日本発着の運賃は20年より高い水準で落ち着く可能性が高いものとみられます.