子どもの1~2割にうつ症状 コロナ禍調査、相談控えも
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コロナ禍ではどのような政策が選択されようとも、必ず誰かが大小の犠牲を払うことになります。ではどのような政策が国民的な犠牲や負荷を最小にするか、倫理的な問題を含む可能性がありますが現実的な話としてこれからの議論が必要だと思います。
これまで未来を担う世代にどこまで負の影響が出るかは明らかにされず、また子ども達は自分で声を上げることの出来ない本当に弱い立場です。今の状況では若い世代ほどに過剰なストレスがかかっており、若者の中には命を削っているような感覚を覚える人さえ存在します。今後は若い世代の命と健康も含んだ議論が進められることを期待します。
注目のコメント
世界全体を対象にした調査では、コロナ禍において抑うつ症状を有する小児の割合は25.2%と報告されています。このデータを考慮すると、日本においても実際は1-2割よりもっと多いのではと懸念します。
https://jamanetwork.com/journals/jamapediatrics/fullarticle/2782796
小児、特に思春期の場合、辛いことがあっても大人に相談することを躊躇う傾向が強いです。また、成人と異なり、小児のうつは典型的なうつ症状ではなく、苛立ちや問題行動など一見うつとはわかりにくい形で現れることも多いため、周囲の大人が子どもの行動や表情の微妙な変化によく気を配って抑うつ症状のサインになるべく早く気づいてあげることが大事だと考えます。かなり前から(自分が誤読してなければですが)社会学者の宮台氏から提言されていたが日本の子どもの問題のベースにあるのは彼ら彼女らに家と学校以外の「居場所」が乏しいことが挙げられると思います。
うちの地域でも相談窓口の案内はありますが、元々の居場所じゃないところに改めて相談することがすでに心理的負担なのでは?と思うこともあります。
※個人的な意見です