アフガン首都モスクで爆発、50人超死亡 自爆攻撃の可能性
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先週もありましたが、アフガニスタンでは、シーア派のモスクでイスラーム国要員が自爆して、数十人が殺害される、というのは、毎週起きています。主に、集団礼拝のある金曜日の昼に起きます。
アフガニスタンの4カ所で爆発、「血と恐怖がいたるところに」 ISが犯行声明
https://newspicks.com/news/6978355?ref=user_1125005
アフガニスタンではシーア派は人口の10%程度ですが、モスクは各地にありますから、そのどこにイスラーム国要員が現れるかはわかりません。
不毛な殺戮に見えますが、イスラーム国の努力の蓄積もあって、隣国イランでは特にシーア派宗教勢力の間で対アフガン氏撃たん感情が悪化し、同国にいるアフガニスタン人難民全般が虐待を受けています。
その結果、ターリバーンの対イラン感情も悪化し、今週は、ターリバーンがイラン兵7名を捕虜にするなど、国境にターリバーンとイラン軍が兵力を集めてにらみ合っています。
こうやって、ターリバーンの兵力が割かれ、損害を出すことこそイスラーム国の狙いです。その隙に、彼らはアフガニスタン東部で攻撃を拡大し、勢力を広げることを狙っています。