火星で撮影された「いびつな日食」 NASAが動画を公開
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フォボスは直径わずか22 km。軌道半径は火星半径の2.76倍しかありません。公転周期は7時間39分。火星の自転より早いので、西から登って東に沈みます。(つまり静止軌道より低い軌道にいるということですね。)ちなみに太陽は地球と同じく東から西です。
火星の非常に近くを回っているため、春や秋はからなずどこかでフォボスによる日食が起きています。でも衛星が小さいため日食帯は20 km弱しかありません。今回、それが偶然ローバーの上を通ったため、このようにカメラにとらえることができました。なお、今回が初めてではなく、他の火星探査機からも何度か撮影されています。