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時速100キロのドローンが薬配達 豊田通商、長崎の島で

日本経済新聞
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    東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授

    Ziplineは日本初登場だと思います。
    無人航空機が何故か「ドローン」という俗称で呼ばれることになり(そのきっかけは判っていますが)、「ドローン」と言えばマルチコプタイプの回転翼機が一般になってしまいましたが、固定翼機のほうが無人航空機(ドローン)の歴史では長いのです。なぜなら、マルチコプタは制御器が死ねば(その能力が無ければ)プロペラ回転だけでは安定を保つことはできませんが、固定翼機ならば機体設計によって安定を保つことができるからです。制御器が非力だった時代から固定翼無人機は存在しています。回転翼機と固定翼機で飛行時間に大差はありませんが、固定翼機のほうが高速で長距離飛行できます。ただ、静止できないので、荷物輸送には不向きで、Ziplineはそこは割り切っています。


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    アフリカビジネスパートナーズ

    まさに、リバース・イノベーションの事例ですね。先進国の進んだ技術を途上国に普及させるという通常の発想とは違い、途上国の問題解決に使われた手法や技術といったイノベーションが先進国に逆輸入され、問題を解決する事例です。

    Ziplineは米国企業ですが、米国で事業を展開したのもアフリカのあとです。まずルワンダでまず血液製品を地方に運ぶ事業を開始したあと、コロナもあいまり、ガーナ、ナイジェリアなどでワクチン輸送を開始しています。

    アフリカでZiplineが使われるのは、道路インフラや配送網の欠如、保管の問題などで適時・定期配送ができない、またはコストが高いからですが、その課題そのものは、今回の五島列島のように日本でも、米国でも存在するため、途上国から先進国への逆普及が成立します。

    日本企業がからんだアフリカから日本へのリバース・イノベーションとしては、南アの保険会社Discoveryの健康増進保険が浮かびます。同社が開発した健康活動有無に応じて保険料を変動させるプログラムは、住友生命がラインセンスを得て日本に導入しました。

    なお、Ziplineは昨年7月時点で評価額27億ドルのダブルユニコーン。ルワンダで商業サービスを開始したのが2016年。豊田通商が出資したのが2019年。テマセクやセコイヤも出資。コロナ以降、検査キットやワクチンの配送需要が増加し、ガーナ、ナイジェリアと展開、ケニアとコートジボワールでも開始見込みです。


  • NewsPicks Content Curator

    Ziplineは米国のユニコーン企業ですが、ドローン配達ということもあり、2014年の創業時には米国では事業展開ができませんでした。そこで2016年に千の丘の国と呼ばれるアフリカ・ルワンダでの事業展開に動き始めました。

    ルワンダと言えば、1994年に大量虐殺がありましたが、その後はIT企業の設立、外資の規制緩和を政府が後押しすることでアフリカの奇跡と呼ばれるほど経済発展してきました。とはいえ、首都キガリから離れるとインフラはまだまだ整っていないため、Ziplineによるドローンでの医薬品・輸血パック配送が受け入れられました。同社は地道にルワンダで実績を積ね、2018年にはガーナ進出、2020年には米国の一部地域での稼働に至りました。

    豊田通商も2018年にZiplineに出資して以来、入念に準備してきた中でようやく日本での事業展開のスタートラインに立つことができたという状況です。すごく好きな会社なのでこれからの日本展開にワクワクします!


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