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【塩崎悠輝×東レ】世界80億人の「水資源」をまかなう方法とは

東レ | NewsPicks Brand Design
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    東レの方々とお話させていただいて、興味深かったことの1つは、「ペルシア湾の海水が取水制限されている」ということです。
     サウディアラビアやUAE、カタール、クウェイト、イランなどが、盛んに海水を淡水化しているため、調整して取水制限せざるをえない、ということでした。淡水はもちろんのこと、海水まで奪い合っている、ということになります。
     技術の発展と、それがもたらす経済、社会の変化の関係というのはおもしろいもので、淡水化を含む水資源管理の技術によって、20世紀半ばまではそんなにたくさんの人間が住めるはずのなかった土地に、人口が集中するようになりました。
     経済的利益が得られる土地に人口が集まり、グローバル・メガシティと呼ばれるような巨大都市が増えました。人口密集地で水の管理と運用がうまくできない場合に水不足が起きています。
     水の効率的な管理と運用とは、上下水道をはじめとするインフラの問題です。それができない地域で、水不足が深刻化しています。たとえばインドのいくつかの主要都市、パキスタンのカラチ、南アフリカのケープタウンなどです。イラクをはじめ、中東諸国も、インフラ整備の余裕が無い国は、悪化が続いています。
     実のところ、多くの国が必要としているのは、水インフラをまともに整備して運用することができる政府です。しかし、それができない政府が多いです。そのため、上下水道などの整備、運用を外国企業に委託する国が多いです。そういう水ビジネスで世界トップのシェアを持つのは、いずれもフランス企業で、VeoliaとSuezです。
     世界の水ビジネスにおいて、インフラ整備に必要な膜や装置、材料の供給では、クボタや東レが一定のシェアを持っています。ただ、収益の大きな水インフラの管理、運用では、進出例は非常に少ないです。日本では水インフラの管理、運用をしているのは自治体で、企業にはノウハウが無い、ということもあるでしょう。
     水不足は、富と人口の集中するメガシティ、農業用水の不足、紛争による人道危機など様々な様相がありますが、これからさらに世界各地で深刻化していきます。ビジネスや安全保障など複数の視点に基づく、対策の拡大が必要になります。

    インドの深刻な水不足、5年以内に解決できなければ数億人が生命の危機に
    https://www.cnn.co.jp/world/35141173.html


  • NewsPicks Brand Design / Strategic Editor

    世界人口はこれから20億人近く増え続け、都市化も進むと見られていますが、人が生きるためにも社会や産業を維持するためにも欠かせない「水資源」は足りるのか。そんな話をプロピッカーの塩崎悠輝さんと東レの水処理事業をリードするおふたりに聞きました。

    世界を見ると安全な水にアクセスできない地域は多くあり、国境をまたいだ水紛争も起こっています。東レの逆浸透膜を使った海水ろ過プラントの話を聞いて昨年から企画を温めていましたが、塩崎さんのお話を聞いて水問題を一層深刻に感じるようになりました。

    一筋縄で解決できることではないけれど、素材の性能を0.1%上げるような地道な努力を続けることで、新しいソリューションがちょっとずつ増えていく。世界が協調して、未来をましなものに変えていくことを願います。


  • NewsPicks Brand Design

    日本には水資源が豊富で、上下水道も整備されていて、水に恵まれた土地という側なのはもちろん知っているのですが、とても認知をメタ化してくれる話だと思いました。国がどのエリアにあるか、その気候や政治、社会状況によって「きれいな水」をどうつくるかは変わってくる。東レの技術も、その認知に立って、日々R&Dを追求されているんだなあと思いました。

    また、東レ・谷口さんがお話しされている「不純物を除去し、海水を淡水化するといっても、まだ除去率は99.8%」という、「まだ」という言葉に、東レの姿勢が表れているな、、と。技術者の矜持を感じます。


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