米、ロシアに追加制裁 商業銀や仮想通貨採掘企業
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今、ロシアでは、制裁下で資産を保全するためのサービスが大盛況です。
暗号通貨や外国の銀行に口座をつくる、といったサービスが多いです。
ウズベキスタンに行って、現地の銀行口座を開き、ビザカードやマスターカードをつくる、というツアーもあります。
こういうのはある程度の資産のあるロシア人しかできないことで、より手近でできるサービスとして、ロシアの銀行窓口で中国の銀聯カードをつくる、というのがメジャーな資産保全策として広まっていました。
しかし、4月21日をもって、銀聯カードは米国の経済制裁対象となったロシアの銀行との取引を停止しました。米国からの制裁がおよぶことをおそれた中国政府の指導でしょう。
まだ制裁を受けていないロシアの銀行で銀聯カードをつくることを含め、いくつか抜け道はあります。
まだ抜け道のあるうちに、資産を外国に逃そうとするロシア国民はまだまだいるでしょう。
抜け道を利用できるロシア国民は、経済制裁の打撃を避けているともいえますが、それができない国民との間での不公平感は増していくでしょう。