中国が関税回避か、東南アジア製太陽光パネルで

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注目のコメント

• 塩崎 悠輝

  静岡県立大学国際関係学部 准教授

  ・2022年04月20日

  米国の経済制裁が、中国製造業の東南アジア移転を進めているという話。
  　特に新疆ウイグル自治区関係が多い太陽光パネルで顕著で、ベトナムやタイ、マレーシアで組み立てて最終製品にして輸出している、と。
  　中国の製造業は、日本のようにプラザ合意で通貨が高くなって東南アジアに移転する、ということは起きませんでしたが、人件費の高騰や、ウイグル関係の経済制裁が、移転圧力になっています。
  　製造業の空洞化は中国政府の望むところではなく、まだ規模は限られていますが、製造拠点の国外移転は進むかもしれません。