クックパッドが研究をリードする、「料理とAI」のスゴい未来
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記事にもありますが、料理やお菓子作りの楽しさは標準化された正解がないところにもありますよね。
擬態語やマルチモーダルな表現に加えて、上白糖かグラニュー糖のどっちにしようか、いや少しだけハチミツ入れてみようかな……など素材の選択も答えがない。ただゼロから創作する能力はないので、もちろんクックパッドやレシピ本のお世話になります。
在庫からレシピを提案してくれる機能があれば一人暮らしの身としてはすごく助かりますが、ゆくゆくはAIの提案をもとに自身の勘を磨いて主体的にレシピを考える能力を高めていきたいと思う方です。🥬🥕『キッチン・インフォマティクス: 料理を支える自然言語処理と画像処理』(オーム社)は、AIについて「料理」を切り口に分かりやすく描きだした好著。
メニューを選び、材料を入れると自動的に調理してくれる「3Dフードプリンター」などの実用化についても書かれているそうです。これは面白いですね。
私は普段から、ほとんど料理らしいものをしないのですが、最近、忙しい家族に代わりキッチンに立つことが増えました。
そうすると、料理の経験ストックがないために、ありあわせの食材から何を作ろうか、それを検索するところから始まり、とても時間がかかります。
これはスーパーに食品を買い物に行くときにも同じ思考が求められます。
「料理とAI」の未来は、AIが検知した食材の総カロリーや「三大栄養素」などを自動計算するなど、ヘルスケア領域への展開も期待できますね。
クックパッドは近年、売上・利益ともに苦戦が続いているので、こうした投資が開花すると面白そうです。