「地域交流型」少年院を設置へ 全国初
産経ニュース
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摘発された少年の再犯者率は2020年で34.7%と高く、近年は3割超が続いています。再犯率を下げるためには人間への信頼感を醸成してコミュニケーション能力を高め、そして仕事に就けるようにすることです。その意味で、地域交流は効果的で、これまでも薦められてきました。
日経が以前報じていましたが、佐世保市の佐世保学園では、定期的に市内の高齢者や障害児施設を訪問。草刈りの手伝いや利用者との交流を続けています。少年院の担当者は、「お年寄りとのおしゃべりや職員の働く姿をみて、こうした仕事に興味を持ったと話す少年もいた」と日経の取材に答えています。
職業教育の観点からは、茨城県牛久市の茨城農芸学院は「少年院産ブドウ」を使ったワインの出荷を目指しています。敷地内にはメルローなどのブドウの木が植えられ、少年が土の管理や水やりに精を出しているそうです。これも地域交流につながる取り組みです。
矯正の現場でも、ノーマライゼーションの考えは大切だと思います。
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