【特殊インキ 】住友化学とパイロット、プラスチック製品の水平リサイクル実現に向けた共同開発を推進
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プラスチックリサイクルを阻害するものは、異物や異素材のほかに、印刷インキがあります。これまではリサイクル業者側がリサイクルに適さないこれらがついたものを分別し排除する対応を行ってしてきましたが、課題解決のためにインキの専門業者が動くことによってより直接的なアプローチが可能となります。
印刷・プリント・インキ関連事業者がプラスチックリサイクルを促進させるためにできることは以下が考えられます。
① 印刷面を可能な限り少なくする
② リサイクルしやすい塗料・インキを開発する
③ 印刷済プラをリサイクルする技術を開発する
印刷自体を少なくする①については、例えばリコーがプラスチック容器に直接文字やデザインをレーザーマーキングする技術を開発し、大日本印刷が簡易ラベル・タックシールを提供しはじめ、ペットボトルにラベルレスの旋風を巻き起こしました。
今回の住友化学とパイロットコーポレーションの取り組みは②のインキ開発と➂のリサイクル技術開発です。ペットボトルに限らず様々なプラスチックに適用されるような幅広い技術展開と、「リサイクルフレンドリーなインキ」のトレンド先導に期待したいです。