食べられる蛍光2次元コード 医薬品錠剤に貼付―韓米チーム
時事ドットコム
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医薬品は外見からの真贋判断がつきにくく、国外では偽物が多く流通しています。欧州など域内の流通が自由化されているエリアや検閲の緩いエリア(発展途上国など)では、日本などよりも価格差を利用した輸出入がはるかに盛んで、ここに偽物を紛れ込ませるビジネスが存在することは事実です。
製薬企業としては、偽物が流通した場合、それで副作用が起きたなどと不当に訴えられることを防ぐために対策に力を入れています。また、流通をその国に留まらせ貿易に制限を加えさせることにより価格の下落を防ぎたいという意図もあると思います。
こういった国では、パッケージにホログラムなどの偽造対策を施したり、真正品確認コードを付けて流通させていますが、偽造対策ホログラムの偽造品や中身だけのすり替えが発生していることから、もはや偽物業者が簡単に印字できない「真正品確認コード」を医薬品自体に印刷するところまで追い込まれているという実態が、記事から理解できます。
日本では個人輸入の途中で偽造品を仕組まれるケースが多く、日本製薬工業会は注意を呼び掛けています。
「偽造医薬品対策」(日本製薬工業会)
https://www.jpma.or.jp/globalhealth/fake_measures/about_fake_measures.html