コロナ禍の中3度目の春 大学では対面授業拡大の動き相次ぐ
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私の場合,3-4年生向けに担当している専門科目が二科目あります.
今年度はそのうち一つを対面,一つをオンデマンドにしています.
履修登録数を見ると,対面は例年と変わらずであった一方,オンデマンドの科目登録者数が昨年の倍以上になっています.今後履修取り消しがあることを考慮しても今までにない人数だということは間違いありません.
(オンラインにすると履修者数が増えることがあると,ほかの大学でも聞いています)
オンラインが多い理由としては,就職活動と相性がよいこと(実際4年生の履修が多いです),裏番組を考慮しなくていいこと,などが理由に挙げられますが,いずれにしても.双方の良いところを活用してうまく教育活動につなげたいと考えています.大学によっても多少対応が違うようですが、対面を増やす大学がこの春かなり増えましたね。私自身は、多様な学部や大学院の学生が受講するプログラムを担当しており、外部講師にお願いすることもあってオンラインの授業も継続しているのですが、ゼミや非常勤は対面で実施しています。
オンラインはスケジュールを組みやすく、キャンパスが離れていても受講しやすいという利点はありますが、やはり対面の方が反応を感じ取れるのでやりやすさはありますね。コロナが流行ってすぐのオンライン授業の期間は、友人と会う機会が減ってしまい、気が滅入って鬱のような状態になってしまった事がありました。そのため、対面授業が増えることは精神的にも非常に嬉しいです。
しかし、当然オンライン・オフラインのどちらにも良さがあります。オンライン授業であれば、(対面授業では移動が必要だったので不可能だった)他のキャンパスの授業も遠慮なく取ることができていました。
ただ、どちらの良さを加味した上でも、対面授業はどんどん増やして欲しいと思うのが、ひとりの学生としての意見です。