平均資産額1,600万円…自由気ままな「おひとり様」が70歳を超えて気づく失態（幻冬舎ゴールドオンライン）

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注目のコメント

• 荒川 和久

  独身研究家／コラムニスト

  ・2022年04月13日

  孤独死について恐怖を煽るような記事も散見されますが、東京の令和元年統計でいえば、65歳以上の単身者全体の中で孤独死に該当する自宅異常死の割合はわずか0.7％に過ぎません。また、孤独死は単身者だけの話ではなく同居人がいても孤独死する割合が全体の34％を占めます。家族と同居なのか詳細がわかりませんが、誰かと同居しているにもかかわらず死んだことに気付かれないまま放置すれてしまう方がよっぽど悲しい。そもそも論を言えば、現在孤独死している人のほとんどが75歳以上で、皆婚時代に生きた元既婚者であることも忘れてはいけません。結婚したところで、子どもがいたところで、誰もが最後が一人になる可能性がある。
  今後はテクノロジーによって身寄りがなくても第三者による見守り機能が整備されることも期待されています。いずれみんな死ぬわけで、どう死ぬかを怖れるより、どう生きるかを考えた方がよいのでは？