2022/4/12

【直撃】ソーシャルコマースでLINEとヤフーは輝けるか?

NewsPicks編集部 ライター
突然だが、あなたの受信箱に大量に届くメールマガジン、この開封率をご存じだろうか。
答えは、37.42%(Benchmark Email調べ)。つまり、配信されたメルマガの6割強は、読まれずにゴミ箱に入るか、受信箱の底に眠っていることになる。
では、開封された後はマーケティングにつながっているのだろうか。読まれたかどうかは統計が取れないが、メルマガ内に記載されている、自社サイトやクーポンなどへのアクセス(クリック)率は分かっている。
その数字は4.84%。同社によると、実際はもう少し上振れる可能性があるというが、「ほとんどクリックされない」とすら言える状況だ。
メルマガを発行するEC店舗経営者やネット通販事業者にとって、メルマガに代わる顧客の新たなつなぎ止め方の模索は喫緊の課題になっている。
LINEを使ってこれに取り組もうと考えているのが、Eコマース強化を掲げるヤフーショッピングだ。昨年、経営統合から連携に取り組んできた。
ヤフーとLINE両社の担当者に、連携の成果と現状を聞いた。