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ダイムラー(ドイツ語: Daimler AG)は、ドイツ・シュトゥットガルトに本拠を置く、乗用車及び商用車の世界的メーカーであり、トラックの販売における世界最大手である。フランクフルト証券取引所上場企業()。 ウィキペディア
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でも、バランスシートにこそ、各企業、ビジネスモデルのクセが出るので味わい深いですよ。
P/Lは「フロー」であり「年間打率」
B/Sは「ストック」であり「通算打率」
このポイントだけでも頭に入れておくと俄然わかりやすく、とっつきやすいものになるはずです。
製造業のようにBS上の資産を上手に使うことが必要な業種ではいいですが、IT系企業などはうまくはまりませんね。人的資産や知的財産をBSに計上していくとイメージが合ってくるのかもしれません。(※個人的にはいまだに人的財産や知的財産をBS上に計上する方法論がピンと来ていません。)
それから、3つの指標のうち「時価総額」はどうなんでしょう。むしろ「企業価値」のほうがイメージに合わないでしょうか。同レベルの資産を使って同レベルのキャッシュフローを生んでいる会社の「企業価値」は同水準になりますが、その資産を賄うための資金調達が負債中心か/株式中心か、で「株式価値」は変わってきますね。「企業価値=負債+株式価値(時価総額)」なので。
つまり、同じレベルの資産を持つために多額の負債で賄っている企業は、(理論上は)時価総額が低く出ます。逆の場合は時価総額が大きくなる。
ここは、「負債調達は少ないほうがいい」という意識からあえて「時価総額」を基準にしているのでしょうかね。ちょっと違うようにも思うのですが頭が整理できていません。
【固定資産】
①持っている財産。特に固定資産は、それを使って事業を作っていく
②昔は機械など有形が多かった。最近はブランド・技術など無形資産が増え、買収をしたものは資産に載るし、自社で育てたものは載らない(後述)。事業を営むのに何が必要かを、PLと固定資産を組み合わせて想像することが、企業・業界理解のファーストステップ。
【流動資産・流動負債(のなかでも主に運転資本と言われる売掛金・棚卸資産・買掛金)】
①事業を運営する中で、調達→生産→販売→回収の時差を吸収するもの
②時差が多いほど、陳腐化したり回収ができないリスクが多いとも言える。なので事業サイクルの理解や、事業サイクルが改善・悪化しているかはここを見ることが多い
【負債・株主資本】
①事業を運営するために必要な資金をどうやって調達しているかを見る
②その比率や事業のボラの大きさなどから、企業が意識的に事業に対してファイナンスを行っているのか、それとも持っているお金やひたすら安全にとか、意識せずにリスクを取りすぎていないかなどといった方針・意識を見る
ブランドなどの無形固定資産については、買収されないと顕在化しにくい部分がある。でも実質的には投資してきた資金・費用が蓄積しているかなので、株主資本と時価総額の差から、ある程度近似的に表現されていると「捉える」こともできる(でも時価総額は常に変わる)。
良い企業は意図をもって上手く「蓄積」するように事業も組織も経営するから、BSに対して様々な効率が良いし、それをするために意識して資金調達をする。そして、結果的に時価総額と株主資本の比率(PBR)も高いことが多い(ここも産業や成長フェーズ、また意図していない過小資本などの影響もあり一概に言えるものではないが…)。
例えばAppleの総資産は3000億ドルありますが、この数年毎年減っています。売上は増え続けて3000億ドルを突破。時価総額は3兆ドルに届きそう。
という事で売上と総資産は1対1ですが、時価総額は10倍。めちゃくちゃバランス悪いってことになるんですかね?Appleが、ですか?うーん。
"TOPとは、「長期安定的な企業価値の向上」の実現を目指すための目標として、売上高と総資産と時価総額を1:1:1の比率に設定することです。「良いバランスシートを見る基準」として、私が5〜6年前にひらめきました。"
この三つのバランスをみるというのは初めて知った。そして納得度が高い。
売上高=事業市場から価値が認められること
総資産=企業としての事業基盤(プロセスの効率性、最適性)
時価総額=投資家から認められること
事業形態によって見方少し変わるかも知れないが、
"求められている価値"をこの三つのバランスで見ることができるというのはとても重要な学び。
また、売上は顧客との価値交換、資産は築くものことの総和、そして
資本市場に相対するのが時価総額