駅にミサイル、避難民ら50人死亡=ウクライナ大統領が非難―ロシアまた「戦争犯罪」か
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クラマトルスクは、これからロシア軍とウクライナ軍の大規模な戦闘が始まる地域に含まれています。
ハルキウ州イジウムから南下してくるロシア軍とドネツク州マリウポリから北上してくるロシア軍が合流すれば、ドネツク州のかなりの地域がロシア軍に包囲され、前線にいるウクライナ軍6万人も包囲されます。
この包囲が閉じてしまう前に脱出しようとする人々、数千人がクラマトルスクの鉄道駅につめかけていました。
なお、ロシア政府は、最初は「弾薬を積んだ列車を撃破」と発表していましたが、民間人の犠牲が多いので主張を改め、「このミサイル攻撃はウクライナ政府軍によるものである」と主張しています。ロシア政府は、民間人の死亡は、全て「ウクライナ政府軍による犯行」で片づけています。戦争犯罪を裁くには、少なくともロシアの現政権が倒れ、民主的な投票で選ばれた新政権が国際的な調査に協力する必要があります。また、関与した軍人を特定し、国際法廷に送らねばならず、ハードルは高いです。チェチェンやシリアでの戦争犯罪も合わせて裁かないといけません。人間がここまで卑劣で残虐になれるのかと、平和に慣れた私みたいな人間には驚きでしかありませんが、いまこの瞬間にも、ウクライナでは民間人が拷問され、殺戮されている。明らかに、さらなる制裁が必要です。
言葉を失います。ロシアのプロパガンダは徹底していてミサイルに書かれた例の文字は隠れている部分も含めて「"за детей Донбасса"(ドンバスの子供たちのために)」らしいです。ここ1カ月、辞書が手放せない状況になるとは想像していませんでした。
挫折した理由は当時はソ連末期だったのですが、新聞にしろテレビのニュースにしろ、(当たり前なのですが)プロパガンダばかりで興味が全く広がらなかったためなのですが、ロシア発の情報はその時代に戻っているのかと思います。