【解説】マネジャー層必読。チームのモチベーションはこう保つ
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スタンフォード大学オンラインハイスクールで、生徒のメンタルケアに取り組んできた星友啓校長に、自己肯定感をテーマにお話をお聞きしました。
コーチングサービスの普及が指し示すように、メンタルケアに取り組む人が増えています。ただ、「なんだか怪しいもの」だと、その効果に懐疑的な人も少なくない。
星氏も「自分の価値観について説教をされているような気がしていました」と過去を振り返りますが、現在では科学的アプローチとしてメンタルケアの重要性を身に染みて感じているとのこと。
コロナ禍の影響でライフスタイルが劇的に変化し、慣れない環境に戸惑いを持った人が少なくないと聞きます。ぜひこの機会に、正しいメンタルケアについての理解を深めてみてください。
注目のコメント
仕事ぶりが良いから評価されてマネージャーになるわけで、マネージャーとしてのスキルがあるわけではなく、いきなり部下を持つので、失敗はつきものです。
欧米では浸透していますが、日本ではまだあまり広がっていない「コーチング手法」は、チームや部下のモチベーションにとても大切な要素だと感じます。要は、「ティーチング(教える」のか「コーチング」をするのか。ティーチングは、上司が部下に教えることですが、コーチングは相手(部下)が潜在的に持っている答えを引き出す支援をする。つまり相手に問うことで、自ら答えに気づくこと。コーチングにより部下が自ら気づいたことは、自分ごとと捉えるので、モチベーション大であり、とても効果的です。
コーチングは、一般的に一対一ですが、実はチームや組織全体をコーチングする「システムコーチング」と呼ばれる手法もあり、有名な手法は、ORSCというプログラムです。ORSCを受講しましたが、目から鱗の学びが多くあり、今でも役立っています。モチベーションが高いと、自走できるチームに育つので、一番大切な要素ですね。ボランティアはいろいろな人に会えるチャンスがあるという意味で、アメリカにいるとき息子たちもいろいろやっていました。ただ、最近は「ボランティアやってないと、いい大学に受からないよ」みたいな話もあるので、やや微妙。カウンセラーもそうですが、日本でももっと「ふつう」になればいいと思います。
個人的に自己肯定感を上げてくれたと思うのは「君、もうできてるじゃない」っていう先輩の言葉。本当にできてたかどうかわかりませんが。「親の期待が自己肯定感を下げる」という言葉が刺さります。
「期待」って諸刃の剣だなあと思います。「期待」が人を大きく飛躍させる事も有れば、人を見えない鎖で縛り付ける事も有ると思います。
ただ、「期待」という名のもとに、親の「理想の子供像」をお子さんに投影させるのだけは、避けた方が良いと思います。
僕は子どもも居ませんし、インターンで部下を持った事も無いですが、たまに後輩に相談される事は有ります。その時にいつもお伝えする言葉は「ずっと応援してるよ!」です。「期待」は、どうもプレッシャーを与える気がしています。「応援」という言葉には「上手く行っても行かなくても良いから、やりたい事を思いっきりやりな」というニュアンスを含めているつもりです。
甘やかしすぎな気もしますが、これが僕なりの支え方です。「期待」も具体的な期待(大企業に入って欲しいとか、こういう人と結婚して欲しいとか)と漠然とした期待(この人と仕事したら何かが生まれそうとか、この人大物になりそうだとか)の2つが有ると思っていて、漠然とした期待の方はその人を駆り立てるエネルギーになると思っていて、それは良いんじゃないかと個人的には思っています。
ただ、「期待通り」に行くほど、人生甘くないですよね笑!全力でやって、結果が出る時も有れば出ない時もある!!頑張っていきましょう💪💪