グーグルが本社を全面再開 勤務、「ハイブリッド型」軸に
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Googleは6割の社員が週3日の出勤だそうです。オンラインの恩恵は大きいですが、同時に、出社すること、もっというと、人と実際に会って話すこと、時間をともにすることの重要性がよく見えたパンデミックであると思います。
記事中にこのような記載がありますが、これは全く同意です。
「同社は社員が就業時間の20%を本業以外に使える制度や食事の無償提供などが注目を浴び、多くの企業が参考にした。だが、より重要なのはデータに基づいた合理的な判断や、それを可能にする企業文化だ。ハイブリッド型への関心も高いが、目に見える部分ばかりに気を取られていると本質を見誤りかねない。」
表面的に何日出勤とかどの程度の比率とかそういう話が重要なのではなく、その仕事において、人が会う方が良い部分とオンラインでも良い部分を峻別しつつ、最も効果的な施策を講じていくことがこれから意識的に求められる様になると思います。
問題は、人が会うこと、集うことの意味は、なかなか短期的には見えないし、長期的に会わないことのダメージは蓄積されるけれど、短期的にはそれも見えにくい、ということではないでしょうか。
そうすると、そこに必要なものは、思想になってくるように思います。その思想とは、仕事はどうあることが良いのか、どうあってはならないのか、そういった概念的境界線です。これまでは物理的な境界線でその概念的境界線を考えずに済みましたが、これからはオフィスという物理的境界線がなくても一定程度仕事は回る部分が多いことが見えた以上、概念的な境界線を構築できる企業こそが、最も効果的な企業となっていくだろうと思います。ただただ作業する。ただただ思考して立案する。オンライン同士のミーティングを繰り返す。にはリモート最高。しかし仕事はそれだけではない。
ちょっとした雑談からヒントを得る、バッドニュースを躊躇わずに報告する、ガチでいいあい最適解を合意する、纏う雰囲気から離職の予兆をキャッチなど空気感から掴む情報、入ってくる情報がある。