中国3月景況感、節目の50割れ 5カ月ぶり、コロナで減速
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さすがにそうでしょうね。
ユーラシアグループが今年の世界のリスク第一位として中国ゼロコロナ政策の失敗、をあげていましたけど。少しずつ顕在化してきている印象です。
ここからロックダウンから回復してもここ一年ぐらいは景況感はダウントレンドで推移するんじゃないかなー、という私見です。
注目のコメント
中国の景気減速が鮮明になってきました。
新型コロナ感染者が同時多発的に各地でみつかっており、厳しいゼロコロナ政策が続けられているのが大きな要因の一つです。
特にサービス業の影響が大きく、非製造業ビジネス活動指数は先月比3.2%
マイナスの48.4%となりました。
なお、調査日は22~25日なので、28日から始まった上海のロックダウンの影響は今回の調査に反映されていません。このまま厳しい状況が続けば、来月はさらに下振れする可能性もあります。コモディティの高騰、不動産市場の不振、株価の低迷と課題山積みの中国経済ですが、予想されていたとおりコロナ対策に苦慮しています。
アルファ株に対しては中国式対策は功を奏しましたが、デルタ株からほころびが見え始め、オミクロンに対してはゼロコロナを維持するのは難しい……ということは見えつつあります。
莫大な経済的コストを支払って徹底的な封鎖を続ければ、上海も再びゼロに戻すことはできるかもしれませんが、その状態をどれだけ維持できるでしょうか。警戒を緩和すればすぐに感染が増加する。日本でも繰り返されたことですが、中国も同じことが起きる可能性があります。