フィンテック阻む規制、特例終了で退出 資金呼び込めず
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注目のコメント
サンドボックスは早く結論を出すべき、「3年黒字化要件」は短すぎ、となると、なかなか簡単ではないという気もします。ファンディーノの気配値はPTSとの関係でしょうかね。個人投資家保護との関係があります。
もちろん規制改革が資金を呼び込むための障害になっており、顧客保護上問題ないなら、全面的かつ積極的に改正すべきでしょう。
が、果たしてそれが主因なのか、、フィンテックの遅れについてはもっと広く要因を分析すべきでは、、と思います。金融は規制産業ですが、金融庁の政策を見る限り、産業振興と言う視点があまり感じられない。確かに外部環境から言えば、斜陽産業と迄は言わないが、物理的な規模は縮少する。店舗統廃合によるポスト削減で、将来キャリアも見通せない。
もう少し業務範囲の拡大を認めないと国家公務員同様、誰もやる人が居なくなってしまう様な気がする。それが国の望みなら、それでも良いが、実際はどう考えているのだろうか。
https://www.dir.co.jp/report/research/law-research/securities/20210126_022046.pdf
そう言えば、金融の業務範囲拡大を国が検討する際、不動産業界は、不動産取引への直接関与に物凄く反対していたな。
結婚や出産などの予兆から不動産物件の紹介と、住宅ローン、死亡時の支払い生命保険を一括で提案されたら、不動産屋の出る幕ないしね。サンドボックス制度は市場では当たり前であるPoCを実現できたことはとても良かったと思います。ただし、期間限定の特例措置が痛い。
政府は新しい産業を育て得るために「リカレント教育」などの助成金制度とかも実施していますが、政府はこういった規制を撤廃するべく法律をなんとかしてほしいですね。
銀行法とか各種法律の改正が難しければ、こういった特例措置を期間限定ではなく、規模等何らかの条件による継続的に続けられるようにすべきと思います。