パナ、売り上げ目標示さず 新中期計画、4月1日公表
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売上目標を示さないということと、昭和のPL脳に訣別して資本効率を意識するというのは別の話なのだけどな。
売上は成長の証として大事だけど、無理してみないようにしている企業が多く、ひょっとして日本の成長を損なっているのではと思うこともある。売上を見なければ資本効率が上がるというわけでもあるまいに。個人的には、パナがこういうスタンスを取ったことは意義があることだと思う。
特に、松下幸之助は「水道哲学」といい、商品を大量生産・供給することで価格を下げ、水道のように誰でも商品を手に入れられることを、会社の存在意義としていた。
その意味で、売上規模はパナソニックのDNAの一部だったと思うし、存在意義や社会価値を示すものでもあったと思う。
水道哲学は、今でも色あせない、普遍的な考えだと思う。
でも時代やパナを取り巻く環境も変わっており、今、パナが担う必要があるかと言えばそうではないと思う。